強い雨がやっと去ったようだ。午後7時過ぎ。
台風21号の西端の雲による風雨だ。
千葉県房総半島や関東平野では、この止んだ後の川の氾濫が怖い。
関東地方北東部の私のところは、午後5時頃から雨が強くなった。
夕立のような雨だったが、風がいつもより強く、屋根に窓に、雷を伴って吹き付けた。違うのは、これが2時間あまり続いたことだ。
その5時過ぎ、宇都宮地方気象台から出たのか、那珂川町からか、気象情報が出された。(Yahoo!のホーム画面に赤字で表示された。)
河川洪水 那珂川町などの地域で、大雨の警戒レベル3に相当する状況です。
やっぱり降るんだ。大雨による災害に遭ったことのない私には、そんなものだった。
雨雷情報で、ちょっと周りを見る。
確かに、降っている。その情報は、こんな表示だった。
土砂災害危険の黄色に囲まれている。 そういえば、はるか昔この近くで、笹舟がさらさら行くような小川が、鉄砲水で人の命を奪ったことがあった。
2時間あまりの雨は、何とか被害を免れて終わった。宇都宮地方気象台のデータから推測すると、17~19時の2時間に降った雨量は、50~60mmぐらいだったろう。
強い雨の予想がありながら、午前中はいつも通り過ごしてしまった。
きりぎりすにはならないようにと思っている。運に見放されてはいない。