JR東日本は、10月の台風19号に伴う被害額が約480億円に上るとの見通しを発表した。29日。
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やっぱり。 ― このうち
水没廃車の北陸新幹線96両の帳簿価格118億円
線路などの復旧費用約170億円
新幹線の運休本数減による運輸収入減約160億円
駅ビルなどの休業で減収約30億円 との見込み。
そして、この大半を、2020年3月期に特別損失として計上する、としている。
敵は自然、相手は台風とはいえ、危機管理意識が低かったのではないか。
不測の事態に、起こり得る最大の危機(損害)を最小限に抑える準備が足らなかったのではないか。
計算された損害の大きさを言っている場合ではない。人命が関わらなかっただけ良しとしているのか。怪我や予定の変更による損失は、相当にあったはずだ。企業の損失は大っぴらに公表されるが、個人の被害は小さくてどこへも響かず掃き捨てられる …。
まさか、損失が運賃値上げにすり替わるようなことはないでしょうね。