諦めか抵抗か

 

 一昨日の、㊧ ― ㊨ に、NHK が抜けていた。

 もちろん、㊨ のさらに右に位置する。

 

 多くの人、国民も、その会社の人たちも、そう思っていないだろうことが、最も哀しい。

 まあ、そのあたりで丸く収まるのだろうと、歴史上の「市民」が立ち上がるという感覚を持たない島国の国民に、自分には大した影響はなさそうだという諦めは、日本人特有のではなかろうか。

 

 立花さんの言はいずれにしても、NHKはその典型的な存在だ。

        

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 一方、英のEUからの離脱を確定する総選挙は、与党保守党が過半数を大きく超える議席を獲得し、1月31日までの離脱に向かった。
     保守党f:id:komut:20191213203138p:plain労働党


 勝利は与党であるが、EU脱で英に国境と貿易、それに移民政策で主導権を取り戻すことであり、EUの単一市場28カ国と、EFTA(欧州自由貿易連合)に関わる国々との利害関係を、EU以前に戻そうとするものだ。― 逆説は無視する。

 

 地球儀のあっちの国でもこっちの国でも、〇〇ファースト、ポピュリズムが広がっている。

 自らの国を愛すると言いながら、選挙の時には、それを忘れる。何か利益を見せられても、それは別物だという理性が働き過ぎている。抵抗などない。諦めも感じていない。