急き立つミソハギ

 

 残された一週間。

 お盆までにしなければならないことの一つが、家の周りをきれいにすること。

 自ら耕作放棄地にしているところと、庭と、家の軒下を区別することだ。

 

 急がず、それまでにきちんとやればいいと思っていたが、始めると進まない。

 そんな私を笑うように、ミソハギがだんだん色を濃くしてきた。

 

         

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          お盆の花といわれる禊萩ミソハギ

  

 草を刈ったり庭木の剪定をしたりすると、見落としていた草や花を見つける。

 そして、昔の人や出来事を思い出す。

     

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 ハナトラノオ(花虎の尾)は、子どもの頃にはいっぱい咲いていた。

 日本の古くからの花だと思っていた。外来種なんだ。

        

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 クレオメ(西洋蝶草)は、一本ずつはなれている。

 小学生の頃の夏休みを思い出した。

 

 これらに励まされ、急かされて、草刈りをした。