不織布マスクの力

 

 私のところのような山の中でも、新型コロナウイルスの感染を避けて、マスクを着け

ての外出が求められている。

 

 一時は、入手困難だと大騒ぎだったが、今はどこでも手に入るようだ。

 個性的な手作りマスクも溢れている。

 

 私は、どこかのサービスか何かのおまけかを使っている。不織布マスクだ。

 銀行やスーパーに入るときに、慌ててポケットから取り出して付ける。

 

 

  肝心のウイルスを防ぐ効果はどうなのか。マスクの性能を示す一つの指標「漏れ

率」(顔面とマスクの間のすきまなどから、空気中の粒子がどれだけ入り込むかを示した

もの  聖路加国際大学大西一成准教授)を測ってみた結果がニュースになっていた。

 

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       不織布マスク         綿の手作りマスク 

 

              赤 がマスクや顔に付着した飛沫

                黄 がマスクの隙間から放出

                青 がマスクを透過

    

  

 使い捨ての不織布マスク

 いつも通りに付け測ると、漏れ率100%。

 ノーズフィッターを調整すると、いつも以上に密着感があり漏れ率は67%まで下がっ

たという。― 息苦しく感じるはずだ。

  

   青が少なくなるわけだから、

   空気中のウイルスが体内に入るのを防いでくれる割合が高いということだ。

   自分が持っていてもうつさない。マスクは選び方と、付け方が大事だという。

 

  

 感染者が、なかなか0に辿り着かない。

 それを気にしながら暮らしていて、少しだけ遠くへ、と行けない。