もともと酒好きの生まれ変わりの私だ。
妙に日本酒が呑みたくなることがある。
その香りなのか、巡り会った肴のせいか。
いや、何がなくても、このワイングラスで、その姿を確かめながら、舌で受け止めた
のが、ゆっくりと落ちていくのを感じる時がいい。
米と水を感じさせるのがいい
銘酒には入らないようだ。関東の小、小京都、栃木市の北関酒造から。
日光連山伏流水仕込みというのに惚れてきた。
旨さをアメリカフウと競っている
日光戦場ヶ原鬼ごろし という副題が付いている。
旅好きの人なら、日光で頷くだろう。
本来地元の、淡泊な虹鱒や湯葉でいけば、いっそう美味いのだろう。
こんな話題でも、最後にはコロナにつながってしまう。
観光都市日光も、避けられていないか。
栃木県は緊急事態宣言区域だ。
悲しい。