純米鬼ごろし

 

 もともと酒好きの生まれ変わりの私だ。

 妙に日本酒が呑みたくなることがある。

 

 その香りなのか、巡り会った肴のせいか。

 

 いや、何がなくても、このワイングラスで、その姿を確かめながら、舌で受け止めた

のが、ゆっくりと落ちていくのを感じる時がいい。

                    

 

 米と水を感じさせるのがいい f:id:komut:20210115174315p:plain

 

 

 銘酒には入らないようだ。関東の小、小京都、栃木市の北関酒造から。

 山田錦ではなさそうだが、15度の純米酒。  

 日光連山伏流水仕込みというのに惚れてきた。

 

 

        f:id:komut:20210115180047p:plain 旨さをアメリカフウと競っている

 

  日光戦場ヶ原鬼ごろし という副題が付いている。

 

 旅好きの人なら、日光で頷くだろう。

 鬼ごろしとあって、辛口の純米酒になっている。

 

 

 本来地元の、淡泊な虹鱒や湯葉でいけば、いっそう美味いのだろう。

 

   こんな話題でも、最後にはコロナにつながってしまう。

     観光都市日光も、避けられていないか。

     栃木県は緊急事態宣言区域だ。

     悲しい。