不興託つの底流

 

 あんパンの木村屋。

 系列のペストリーショップ「築地木村家」が、閉店という。

 

     創業は1910年(明43)で、111年目の決断だったらしい。

     パン工房の巨星の終焉という見出しで報じられた。

 

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 私が時々食べているのは、木村屋総本店の製造工場で作られたものだろう。

 送料無料の通販で、先のあんパンと同じ味だと思い込んでいる。

 

 

 築地市場の移転も響いたらしい。

 木造3階の店の老朽化、コロナの影響、営業の先行き不透明 ― が原因だという。 

 

 時の流れ、時代の波なのだろうか、底をコロナが流れているようだ。