オオカミは来るもの

 

 九州から西日本の各地で、局地的な「梅雨末期の大雨」が降り続いている。

 

         

         f:id:komut:20210812195810p:plain 長崎9:00 Yahoo!

 

 対馬海峡付近に停滞する前線の影響で、九州北部では前線に向かって暖かく湿った空

気が流れ込んでいるため、大気の状態が非常に不安定となり、広い範囲で災害級の大雨

となる恐れがあるとして最大限の警戒が呼びかけられている。

 

 日曜にかけての雨量の予想が出ている。

 予想積算降水量 12日(木)12時~15日(日)12時

 

        

         f:id:komut:20210812200355p:plain tenk.jp

 

 私のところは、青の東端にある。

 

 降水量は、秋雨前線の停滞する位置によって決まるらしく、

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   太平洋高気圧やオホーツク海高気圧の位置や勢力で変化するが、来週前半に

  かけては秋雨前線は西日本から東日本付近に停滞しやすい、という予想で、

  前線の活動も活発な状態が続くとみられている。 ☂ が19日まで入っている。

                      

            その15日(日)9時の予想天気図 f:id:komut:20210812202359p:plain

 


 九州北部では、11日の降り始めから12日午前10時までの雨量が、200mmを超えて

いるところがたくさんある。

 

 土砂災害警戒情報が出されているのは、福岡県で25自治体、佐賀県が10だという。

 

 気象台では17日(火)頃にかけて、災害級の大雨となる恐れがあるとして、最大限の警

戒と早めの避難を行うよう呼びかけている。

 線状降水帯などが発生すると局地的に大規模な災害が発生することも考えられる。

 

 私のところは、降る降ると言われてきて降らなかった。台風が来そうだと言われてい

て来なかった。高温が続いて、異常気象だ、温暖化だと説明された。

 

   オオカミが来たと言われ続けても来なかったのと同じだ。

   ついに来た時、痛い眼にあった恒常性バイアスを超えた体験をした私は、唸る。