また雨が来そうなので、放っておいた雑草や咲き終わった花などを始末することにし
た。今年最後の草との闘いだ。
咲き急いでいるものは、花の色を濃くしていたり、茎を難くししたりしている。
タデやトレニアは、背が低くても鮮やか色を目立たせている。
セイタカアワダチソウやメヒシバは、刈るにも抜くにもやっかいだ。
この間、ふと聞いた名のトゲソバがあった。
雑草の中で、このシロとピンクに、面白い形は目を引く。
この草、花の正式名称が、ママコノシリヌグイ(継子の尻ぬぐい)という。
謂われがあって、笑ってしまう。
よく野菊と呼ばれるシオン(紫苑 ヨメナ)も、清爽感を醸している。
道端で見かける野菊に総称されるもの。一般にはそれらをまとめて
ヨメナと呼んでいることが多い。しおんも、いい響きだ。嫁名もあった。
そんなことを思いながらやっていると、辛くはないが捗らない。
すぐに絶やしてしまうには惜しいから、よしとしよう。