参院選は、自民党が改選55議席を大幅に上回る63議席を獲得し、単独で改選定数124
の過半数を確保して終わった。
自民、公明の与党と憲法改正に前向きな維新、国民民主党などを含む勢力は非改選を
含めて179議席となり、改憲の国会発議に必要な定数の3分の2(166)以上を維持した。
これで、故元安倍首相の遺志を継いでと、大手を振って改憲の道を進むことが出来る
岸田首相はすぐに、できる限り早く発議に至る取り組みを進めていく、と述べた。
自民党にとっては、元首相は、いい時に、不幸な形で亡くなってくれたと言える。
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の会長の記者会見も、元首相の関与していなかっ
たことを証明し、短時間のうちに、自民党の思惑通りに、国民は納得させられていった
だろう。
古来の仏教の類いだって、衆生の多くを幸せにすることは出来ていないのだから、新
興の教えなど何の役にも立たない。
溺れて藁を掴もうとしている者など救えず、惑わせるだけだ。
神仏混淆、意識は薄いものの、今でも続いている。
政教分離は残り、奥深いところで、さらに進行しているように思う。
・・・・・ 一生懸命に選挙運動をしていた同級生が、当選御礼に来た。