熱中"性"アラート

 

 栃木県には早朝、熱中症警報アラートが発表されていた。環境省気象庁による。

   外出はなるべく避け、室内をエアコン等で涼しい環境にして過ごしてください、

  なんて言われたって、やらなければならないことがいっぱいある。

 

 まず、家の近くまでやって来ている 草 草 草 を退治しなければならなかった。

 7月末に刈り払ったところがもう延びていたから、お盆に備えてはやっぱりきれいに

すべきだろう。

 そして、耕作放棄地の草を家からできるだけ遠くへ、追い飛ばさなければ ・・・。

                

 

               

 

 お盆の準備で、これが中心になってしまったのが情けない。

 まあ、それで始まった。

 

 7時半に初めても、気温の上昇には、簡単な力の要らない作業に割りにはやられた。

 さすがに、熱中症警報アラートの日だ。9時で、30℃超。

 

 あと1時間やって、物置の庇の下に入った。

 ペットボトルのお茶1本半をがぶ飲みした。

 ついには、コンクリートの床に横になってしまった。こんなのは初めてだ。

 

    まだ、2日半あるが、草刈は建物から遠いところはやらないことに決めた。

    そう思いながら、生け垣の剪定を11時過ぎまでやって、本日の分終了。

 

 

 シャワーを浴びるのが精一杯。

 昼食は麺も、つるつる入っていかない。

    体温を測ってみた。36.3° 体重58.0 朝と同じ。水分だけで持ってるな。

    ちなみに、血圧113ー80 心拍数75 驚くほどいい数値。さすがに拍は多い。

 

 それ以上に、身体はへばっている。縁側のバスタオルの上に横になったまま ・・・。

 

 ちょっとやり過ぎだった。今日の暑さは、いつもと違っていた。

 朝私にとって、今日は要注意の日だと、しておいたのがよかった。

   昨年の今日は、頭部を怪我して縫合、一晩入院した日だった。

 

 

 普段は熱中症警報アラートなんて全く気にしていない。

 かつての失敗を思い起こして、二度と繰り返さないようにとは正解だった。

   熱中症アラートは、私には熱中性アラートだったと、独り笑った。

 また、夕方、酒が美味く呑めるだろうと思った。