私自身にはのっびきなら案件で、台風をおして出かけるなどと言っていたが、たかが
ゴルフだった。本当のことを言えば、笑い飛ばされるだろう。
朝の天気が、何とも不気味だった。
朝焼けを、台風の端の雲が勢いよく飛んでいた。
これは、天気が悪くなる兆候に間違いなかった。
8時30分のスタート時には、時々強い南風に、土砂降り。
何と不運な奴だと思いながら、今日開催せず延期も出来ただろうと恨んだ。
こんなのは予想できたはず。
フェアウェイには川が何本も流れた。
グリーンにも水が浮いて、ボールが転がらない。
県アマチュアの結構大きい大会の準決勝、なんとか通過したかった。
No.6 で+3 が大きかった。
もうずぶ濡れで、川の中を歩いていた。
No.8,9 は、北風に変わって寒くて震えていた。(20℃切っているなと)
ハーフで競技が成立されると推定していたから、どうにか我慢していた。
ところが、それを上がって、1Rと聞いて、落胆の極みだった。
身も心も痛めつけられて限界だった。
9ホールでリタイアした。こんな条件では仕方がない。
後半をゆっくりとスタートしようとしている組を見ながら帰宅した。
昼間のゴルフを振り返ってしまって、やるべきことは、やっつけられた身体と気持ち
を以前の状態に戻すことだ。そう、この酒からだ。