哀れ夏至の空

 

 今日にと選んだのは、ここは松林のきれいなゴルフコース。

 難易度は県内でも有数だ。

 

 もうNo.18までやって来た。

 ボギーの山を築いてきた。

 

 

 そのティーマークに立った時、最終ホールはパーで上がりたいと強く思った。

 HDCP2で、このコースの名物ホールだ。1打でも少なくホールアウトしたい。

 

         

         

 

 その松の間に打つことは、そう難しいことではない。

 黒マークから池の向こうのピンまで、416yds。

 フェアウェイは、ボールが転がらない延びて疲れた洋芝。

         

         

         

 

 皮肉にもフェアウェイのセンター。

 ビンまで195yds。残念ながら南風でアゲインスト。 

  

 夏至の南風は湿気を含んでいて、ボールは落とされそうだった。

 入れているクラブなら、5U(19°)でも3W(13.5°)でも、池は越えるだろう。

 ギャンブル打の得意な私も、5Iで左のバンカーに向かって打つことに決めた。

 

 

 3打目の30ydsを56°のウェッジで、ピンに3歩(2.7mほど)に付けた。

 近いが、パーの確率は1/3ぐらいだったろう。

     池に入れるか、ピンの上のラフまで打ってしまうよりは、近かったか。

 

 パーパットは入らなかった。届かなかった。上から打てるはずがない。

 今日は、一事が万事。辛いゴルフだった。

 残念ながら、テンションは上げられた。