今日のゴルフは、気温が上がって気持ちがいい。
ティーングG.からグリーンまで歩きたいが、おんぼろカートがなかなかやらせて
くれない。
ここはプレイフィーが安いので、外の遊びで過ごすよりゴルフの方が健康的だと
集まってくるシニアが多い。
私たちの組も、そんな思いの仲間だ。
今日は4番目の人が面白い。
この中では一番若い私に負けまいと、終始闘争心のようなものを、言葉に動きに
表している。
15番ホールでは、彼はティーショットにミスしたが、運良く2オンを果たして、
私にどうだと言わんばかりだった。
逆に私の1Wは飛んだが、酷い傾斜の裾に止まって100ydsしか進めない。3打目も
平らなところから打たせてもらえず、パーパットが 5.5m ほど残った。
彼はバーディーパットを先に打って1mほどオーバー。返しが入らずボギー。
私は、その6歩のパットを入れてパー。
彼は、ゴルフは失敗のスポーツだあ、と嘆いた。
次のホールで、オナーをやりたかったのだろうと分かった。
それは、あのN.監督が言った野球のことではないか。
私は普段のゴルフでは、いろいろ試してやって、4で上がっても、10打しても何とも
思わない。次に出くわした窮地を乗り越える手段が、ちょっと見えればいいと思う。
コンペだって、ペリアか新ペリアだからボギーを打たないとハンデが付かないから、
失敗はまんざらでもない。彼はグロスで勝負の公式戦に出ていないんじゃないかな。
心の健康のためにも、こういうのはあまり好ましくない。
そんな格好を見たり嘆きを聞いたりしないように、ラウンドしている。