諦めない

 

 1週間前の出来事が、ふと浮かんだ。

   26日国内男子ゴルフ・プレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品最終日

                    栃木県那須塩原市・西那須野CC No.17              

 

 14番の3パットでこの日最初のボギーをたたき、流れが変わった。

 2位に1打差をつけて迎えた17番では、2mのパットを外して痛恨のボギー。

 首位の座を譲った。

 

     入ったと思ったパーパットがショートしているというのが…。

     自分の感覚と違ったのがショックだった、と肩を落とした。

 

               

               

 

 最終日に泣いた宮本勝昌は、勝てると思っていたと悔しそう。

 2mのパットがカップまで届かなかった。

 

 もう自分は潮時だと思った。感覚が違うのがショックだったと言った。

 No.18ても、バーディーを決めることが出来なかった。

 

 スポーツ紙は、宮本が8月に50歳となり、9月にシニアツアーデビューを予定してい

ると伝えている。

 

 大会が少なくなってはいるが、そのうちの一つで上手くいかなかっただけだ。

 まだレギュラーツアーへの参戦を続けて欲しいと思う。

 

               

               

 

 2000年、史上2番目の年長で日本プロゴルフ協会(PGA)主催のプロテストに合格し、59歳

11ヶ月24日で還暦ルーキーとして、ツアーに出場した古市忠夫さんがいる。

 

    優勝することもなかった。現在でも、神戸市内のゴルフ練習場でレッスンを

   受け持つなど、インストラクターとして定期的に活動しているという。

 

 著書『ゴルフは心の格闘技』を読んだ。

 中部銀次郎「ゴルフは10%の技術、10%の体力、そして80%の心である」で、「諦め

ない心」が大事ではなかろうかと言っていた。