家内安全の護摩札

 

 菩提寺で、新年の護摩焚きが行われるという案内が目にとまって、この歳で初めて体

験することになった。

 

 家内安全の護摩札をお願いしてはいたのだ。

 別のところで、あるいは違う時季に、また異なった意図で、屋外でも大がかりに行わ

れるのを見たり加わったりしてはいた。

 

            

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 これまで、こうして出来上がった護摩札を近所の世話人によって、自らの手にし仏壇

に飾って、今年一年の家内安全を願ったものだ。 ― 神棚ではなかった。

 

 今年は、今日は、自分で家内安全の護摩札を受けてきて、飾って手を合わせた。

 

 

 今年に限って、今日に当たって何だかしっくり来ない。

 年頭の祈願は神社に詣で、神に念じてきたからだろう。

 帰宅して、神棚に向かう二礼二拍手一礼を、何も考えずに繰り返してきたから、それ

が当たり前だと思ってきた。

         寺でいただいたパンフレット。  f:id:komut:20220103224424j:plain

 

 寺で初詣で、いいのだろう。

 寺で初詣もいいのだろう。

 日本人らしい、神仏混淆 しんぶつこんこう だ。

   和風の私の家には仏間があって、隣の部屋の頭の高さの上に、神棚がある。