2015-03-31 さくらに先がけて 徒然 #春 少し北を訪れると、まだ春は浅い。 まだ少ない芽吹きの中に、白い点々がつくる丸いぼんぼり…。 こぶし(辛夷)だ。まだ桜の賑わいなどほど遠い、このような所にあってはほっとする景色だ。それらを導く予兆ともなっている。 少し南へ、那珂川右岸にも野生のものが見られる。 大木の枝を下から覗く。 近寄って素顔を見る。 ほのかな香りが降ってくる。花びらの明るさに包まれる。 満開の桜からこぼれる花びらの微笑む春が予感される。 参考