時はめぐるも


 梅の開花が5日早いとか、鶯の初音が3日早いとか、始まったこの春も少しずつ深まっている。
 田んぼに水が入って、種まきをしたとか、田植えの準備も進んでいるようだ。

 庭の桃もいつもより早く、盛りを過ぎている。

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             散り際を惜しむように石に落花している

 この桃が満開になるということは、母の命日が来るということだ。
 今年十三回忌だったが、昨年父の三回忌と一緒にやったので、今年は寂しいかもしれない。

 母の好きだったお菓子を仏壇に供えた。

 サトウハチロウの
         母を想う日 我が心 素直なり   だ。

 間もなく還暦の私をして、母に見て欲しい、母に認められたいという暮らしぶりだ。