鯛打ち菓子


 懐かしい、鯛の打ち菓子を見つけた。

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 昔私の子どもの頃、お祝い事などの引出物として使われていた「しおがまの鯛」だ。この頃は、ほとんど見ていなかった。

 子どもの頃のものよりも甘く出来ている。それでも、他の菓子類よりはずっと甘さは控えめで、目新しさがなかったら選ばれないかもしれない。菓子店の説明通り、おやつやお茶請けに気軽に食べてもらえるよう、しっとり食べやすいあんこをくるんだとしても ・・・。

 「しおがまの」と呼んだのは、宮城県塩竈しおがま神社の祭神シオツチノオジにちなんでいて、塩釜市仙台市の名物になっているらしい。
  作り方は変わらないという。もち米を蒸して餅につき、これを焼いてから粉末にしたみじん粉にする。そして砂糖や食塩などを混ぜ、木型で押して形作る。シソの葉を粉末にして加えることもあったとか。

 旨い。お薦めだ。
      8年ぶりの政権奪還に女性総統が誕生したと聞いた朝に。