大田原マラソン試走会


 「オクトーバーラン」が大田原マラソンコースの試走会をやってくれた。運営は、矢板RCだった。

 長い距離になると一人で走るのは、なかなか難しいからいい機会だと参加した。ただ、参加者は50人程度で、コース全部を走る人は半分くらいだったので、ほとんど一人旅になってしまった。

 
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 美原の陸上競技場の外のウォーキングコースのスタートだったが、距離を本番に合わせてくれていた。
 スタート直後の混雑がないために、加治屋通りからライスラインに出る5.2㎞まで5′30″を切っていて、速すぎると思った。

 第1関門のJA親園倉庫(12.7㎞)まで、さらにハイペースで走ってしまった。貯金が約3分。
 第2関門佐良土のJAライスセンター(23.7㎞)まで、小さなupdownはありながら40mは下るから、後半の上りに余裕を持って走れるようにと考えてしまった。

 そうしているうちに、蛭田の折返しを見逃し、結果的に500先まで走っていた。コースに戻ったとき、7,8人が前方に見えた。
 ああ、これで自分が最後尾になった、と分かった。

 第2関門を30秒前に通過。   イメージ 2
 ビリになったショックで、
足が前に進まない。


 試練はそんなものだけではなかった。
 心の準備はしていたつもりだったが、ここから第3関門の道の駅与一の郷まで、9.7㎞を約60m上ると思うと、直ぐ止めたかった。

 さらに、北に向かう一人旅に、4~8m(帰宅後の確認)の北北西の風
が、厳しく私の走る意欲を、既に最下位のところまで打ち下ろした。


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  第3関門の1.5㎞の手前の32㎞で止めた。
  26㎞から6分台/㎞、6,6,7,7,7,9分台になって
 いった。既に、ゼッケンを外さなければならない時間に
 なっていた。屈辱以外の何物でもない。

 
 疲れただろうと、慰労の酒を乗せた「弟の救窮車」に拾って貰った。
 あと一か月で、どれだけ改善できるだろう。


              イメージ 4 http://mori-komut.jugem.jp/