「生活保護家庭の子は大学行っちゃダメ問題」(ヤフートピックスによ
る)が、国会で首相に質問された記事を見た。
施政方針演説で述べた「どんなに貧しい家庭で育っても、・・・大学にも進学できる環境を整えなければなりません。」に対して、
子どもなら23%に過ぎない(全体では73%)資料を提示し、目標を
満たしているかと質問した。
首相は、「まさに、まだ残念ながらそういう状況になってない
からこそ、私はそういう社会をつくっていきたい。」と答える。
細野議員は、「総理、御存知ですか。生活保護の家庭というのは、現状においては大学や専門学校に入ることを認められていないんです。」
子どもが中卒の場合自立できたのは41%、定時制高校に進学
した場合は57%、全日制高校に入学した場合は77%の世帯が自
立できた、とする資料だ。
興味深い資料だ。子どもが高いレベルに進学すると、子どもだけでな
く、その世帯自体が生活保護から抜け出すことが出来るという。
審議の行方も、これらを伝える記事にも、注目していきたい。(資料は、