5日ぶりに秋雨前線から逃れて、清々しく晴れた。
ツクツクボウシが、行く時を惜しんで忙しく鳴いている。
廊下の隅に追いやられていたポトスが茎を伸ばし、今日の気温なら自
分がいいだろうと、存在感を主張している。
30℃直前まで上がったから、日光浴をさせてやった。
いや、太陽が低くなって、日差しが当たるから引っ込めた。
言葉の響きに喜んだりはしゃいだりする子どものように、私は「ポト
ス」に「ポトフ」を思った。
そうだ、最後の夏野菜のカレーにしよう。何がそんなんだか。
いきなり、「トポス」という言葉が浮かんだ。
昔むかし、その昔に、哲学を学ぶらしき環境にあったころのことか。
では,議論に関係した事柄や話題を発見すべき場所(論点・観点)
を表した語。(世界大百科事典 第2版)
実は、われわれにとって切実になってきたものとして,〈存在
根拠としての場所〉・・・ とか。(同)
もう一度、学ぶ機会を得た。
まだまだ、よく学びよく遊べだ。