高校卒業の頃

 
 電車で隣に座った高校生らしき男子は、友だちと大学受験の話題だ。
 受験、卒業、就職 …のシーズンだ。

 さっき、ちょっと遅い時間帯に、高校生が自転車で登校して行ったのを思い出す。


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           そうか、卒業式準備のための登校か。
                 卒業式の案内を貰ったが、欠席で返信した。


 そんなものを眺める私の暮らしは、速いもので「最後の授業」から1年になる。
 あの頃の一年に比べたら、学校を離れたこの一年は薄っぺらにも感じられた。


 今朝の新聞が、県立高校全日制の出願確定結果(特別選抜による内定者を除く。)を掲載していた。
 最後の年に行っていた烏山も茂木も、1.03、1.02倍と辛うじて定員を超えた。栃木県平均が、1.21倍だったかな。

 入学試験であり、不合格者が出るだろうことは、かなりの緊張感を伴うものに違いない。

 それは、3年間は続かないだろうか。