4日ぶりに、真夏日が復活した。
セミも息を吹き返したように、うるさいほどだ。
確かに暑いが、特別ではなくても、結構平和な時間が過ぎている。
縁側で横になって本を読み始めると、眠くなる。
岐阜から西日本では、大雨、浸水、土砂崩れ、家屋の崩壊などで
命がけの時間を過ごしている。
何時になったら落ち着くのか目処が立たず、我慢の為所がない。
蝉時雨をバックに、木槿むくげが暑いのが嬉しいとでも言うように、青い空に向かって咲き誇っている。
樹一杯に、白い花を付けている。
白い花弁の中央が赤く染まる
一重咲きが、奢らず清楚だ。
これも一日の命で、地面に散華したのも、またいい。