関税攻撃と報復


 2つの経済大国が喧嘩を続けている。
 その貿易摩擦が、貿易戦争に発展したと言われるようになった。日経等

 6月ト米政権は、中国による知的財産侵害への制裁として340億ドル(約3.8兆円)相当の中国製品に追加関税を発動した。中国もすぐに同規模の報復に踏み切り、相互に広範な輸入品の関税を重くする異常事態だ。


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 サプライチェーン(供給網)の亀裂を通じて、世界経済に波及する。

 そして、米が追加措置案を公表。
 衣料品や食料品など2千億ドル(約22兆円)相当6031品目に10%の追加関税を課す。(発動は9月以降)
 7月6日に課した関税に対して中国が報復に動いたため、追加関税の対象を広げて対抗。中国側もさらなる報復に出る構えを示している。

 両国間の対立は一段と激しくなりそうだ。
 日本は、「漁夫の利」でいたいものだ。