安倍改造内閣によって新大臣が誕生してから2週間あまり、大臣の不
祥事と指摘されそうな案件が起こった。
片山さつき地方創生担当相が、会社経営者からの要請を受けて
国税庁に口利きをしたと週刊誌が報じた。
18日、それに対し「事実誤認だ」と否定した。News24
* 会社経営者は片山氏の秘書に税務上の優遇措置が継続される
よう依頼し、2015年7月に100万を支払ったという。この経緯
を片山氏本人に直接会って説明した際、片山氏は国税庁に電話
をかけたという。
片山氏は18日午後、報道各社のインタビューでこの報道を全面的
に否定した。
* 「口利きをしたこともありませんし、100万円を受け取っ
たことも全くないわけですから、非常に事実誤認かつ不正確な
内容が掲載されている。」
また、この週刊誌を名誉毀損(きそん)で訴える準備を進めてい
るとして、事実関係を確認する質問に対して回答を控えた。
野党側は反発している。
「事実となれば、大臣の資格はおろか、国会議員の資格もなくな
る。」と。24日から臨時国会が始まる。
この後
※ 19日会社経営者は、弁護士を通じ「(片山氏の)私設秘書から
要求された100万円を口座に振り込んだのは事実だ。」とする
コメントを出した。「このままでは歪曲された報道がなされてし
まうと懸念した。」と。
※ 私設秘書だった税理士も19日、「税理士業務の着手金として
100万円を受け取った」と。