米中の2国間における相互追加関税の実施が、戦争とまで呼ばれるようになっている。
経済的な急成長を続けている中国を、100余年に渡って世界の覇権を握ってきた米が許さないといったふうだ。
米は(米東部10日0時1分)、中国からの2千億ドル(約22兆円)
分の輸入品にかける追加関税を10%から25%に引き上げる
制裁措置を発動した。
中も10日、重ねて報復を予告した。
重ねる報復の予告、制裁関税の応酬になれば、世界経済への悪影響は
避けられない。日経平均は連休明け4日間で、913.81円も下がった。
面白いのは、
新たな関税率が適用されるのは、今回は10日以降に中国から輸出
された商品が対象らしい。大半の商品は海路で運ばれるから、実際
に追加関税が適用されるまで2~4週間程度はかかる、とか。
さらにその後、トランプ大統領は、ツイッターで、前日9日から
2日間にわたって行われた米中貿易協議を「率直で建設的」だった
と評価するとともに、対話を継続すると明言してはいる。jiji.com
余波がこちらに向かないように ・・・。