餅つきをやった三人の男兄弟の長男と三男は、九つもはなれている。
今年年男の三男が、一人で正月を過ごすようになった兄と、2日から3日にかけて酒を呑むようになって十年以上になる。
昼過ぎから呑めば、夕方にはすっかり出来上がる。
呑んで呑んで、同じ話を何度も繰り返しながら夜が進む。
呑んで呑んで呑まれて呑んで ・・・。
この頃はさすがに夜半前に、彼を冷たい床に送ることになる。
こんな時間に寝れば10時間は、死んだ状態で起きることはない。
目覚め際のゆめで、はっとし、さあ起きようとする。
なぜか、くす玉が割れ、紙吹雪が舞っている。
その画面から、話題の人たちが現れる。
かつての格好で、国外逃亡から、強制送還されてきたG。
続くのは、IR逮捕者が大物政治家に波及して、AとN逮捕の疑獄事件を告げるTV画面。
起きがけの、可笑しな風景だ
正夢になるかどうか、私には、それほど問題ではない。
それなのに、どうしてそんな夢を見るのか。