七夕の雨

 

 今日も、降ったり止んだりして、暮れた。

 

 七夕の空は、暗い雲ばかり。無情に続く、酒涙雨 …。

 

        

        f:id:komut:20200707200541j:plain 我が家 20時

 

 恨めしく空を見上げるのは、牽牛と私だけか …。

 

           

              f:id:komut:20200708045828p:plain


 

 小野小町は、こんなふうに詠んでいる。

 

   ちはやぶる 神も見まさば 立ちさわぎ  天の戸川の 樋口あけたまへ

             

         ― 神様、急いで天の川の水の出口を開けてください。

 

 

  さいらいう 酒涙雨 に、思い起こすだけの昔だ。