2020-08-07 墓薙ぎ 伝えられている暦通り、墓薙ぎをした。 雑木林の中にあるから、ここも草だらけだった。 何代前だか分からないほどの墓は、その奥にある。 土葬だった場所に唐櫃かろうどを作って、石塔を建てた。 囲いの檜を間引いて、西日が差すようにしたつもりだ。 さすがに、この時季になると、緑の中にあった。 蚊とも闘い、年一回の怠けを悔いながら、水とタオルで碑を磨いた。 暮れ方、夕だちが来た。よごれてしまったか。 お迎えまでに、もう一度行かなければならないか。