25日、山田美幸選手が100メートル背泳で、銀メダルに輝いた。
日本中に賞賛の声が沸き起こった。
山田選手は、中学年生で14歳。
夏冬通じて日本勢での最年少メダリストとなった。
これに、ラジオ番組で賛辞を余すところなく述べた人があった。
― 私は、文字で確認したのだが ・・・。
山田美幸ちゃんが、初めてで、100m背泳ぎで、最年少でメダルやで。
しっかりしてんのよ。すごいな思うわ。銀メダルとったの、
ものすごい嬉しかったわ。
この記事は、この話し手が喋ったのを、そのまま文字にし、「 」を付けてている。
話し言葉を書き言葉にして、読者に与えている機会が少なく、加工しないで載せてい
るもので貴重だ。
この「すごいな」、「すごい嬉しい」が、気になって仕方がい。
この短い文章に2度も用いていることもさることながら、副詞のように使っている場
面を頻繁に見るようになって、違和感いや不快感を覚えていた。
話し手は、落語家だった。
話芸と言われる文化の担い手だ。
いいのかな ・・・。