グリーンは凍っている。
東京に雪が降らない年でも、ここらでは、12月半ばからは、こんなものだ。
この時季の闘いは、凍ったグリーンでもある。
それでも、今日はクラブの新年杯。160人もの人たちが来ている。
12月の忘年杯まで休まずに参加して、そこそこの成績で回っていれば、何らかのプレ
ゼントが付いてくる。
クラブから30分の家を出るときは、-3℃だった。
8時42分のスタート時刻でも、寒い寒い。
それでも、今日の22年の1月例会には、気にかかることが全くなかった。
21年なんて、クラブから身に覚えのないペナルティが科されて、前日まで何時に
出来るのか決まらないキャンセル待ちの状態だったのだから ・・・。
― それでも、3月から今の気の置けない三人の先輩に恵まれ、
クリスマスプレゼントを手にして、21年を結んだ。
私には、大きな宝物になっていた。
カチカチのグリーンに苦戦しながらも、この人たちとのプレーは、気持ちよく進んだ
後半になると、北寄りの風が吹いて、ますます欲がなくなった。腹八分目 ・・・ 。
平○さん ー スタートが少し早くても、風が出ないうちのほうがいいよ。
山は降っていて見えない。風(7m/sNW12:00)に向かって歩く。
私の長いパーパットの時、願わずも後方から先打してくれる○辺さん。
私の黄色のボールは、カップに吸い込まれるように入った。何回もだ。
カート道で跳ねたボールを探し当ててくれた○本さん。私は彼の誉めに乗っている。
11月頃から調子を戻していたが、やはり年の初めのゴルフは心配だった。
まあまあでいいと思いながら、大荒れになったらどうしようという気持ちもあった。
真冬のゴルフの敵は、凍ったクリーンではなくなっている。
今日のスコアカードを、お守りにしておく。