極小さな差で

 

 北京での五輪も、メダル争いの段階に来ると、注目度が増してくる。

 そこに残って来る選手たちのパフォーマンスは、高いレベルで鎬を削っている。

 

 得点や記録は、4年間あるいはそれ以上、本人の練習やトレーニングとコーチ・仲間

の競い合いによって出て来たものらしい。

 

 女子スピードスケート3000Mの高木美帆

 五輪記録更新で、金メダルを獲得した。

 得意の3000Mで6位、1500Mで銀、おまけの500Mでも銀、最後で獲れた。

 

     

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    1′13″19で、2位との差は、0″64。

    息も出来ないほどの短い時間だ。

                      

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 カーリング、ロコ・ソラーレも、最終戦でスイスに負けて5勝4敗、準決勝進出が絶

たれたと思われた。

 ところが、並んだ英(直接対決で負け)、カナダとのDSC()の数値での争いになって、カ

ナダを上回って、準決勝進出が決まった。

 

    DSC 試合前に両チーム4人から任意で選ぶ代表2選手が、1回ずつ投球する

   LSD ラスト・ストーン・ドロー ハウス中心からの合計距離の数値。

 

 日本の上回った数値が、9.44cm だったと発表された。

 ハウスの中心まで約44.5m。ストーンは、直径36cm、17.2kg。

 

 本当に、僅かな差だ。