今日夕方までには、
昨14日の夜、露の国営TVで起こった事件を、
日本の国営放送、いや公共放送でも報ぜずにはいられなくなっていた。
露のテレビ局、ペルヴィー・カナル(Pervy Kanal)の、
夕方のメインニュース番組「Vremia(時間)」。
grandfleet.info/russia-related/you-are-deceived
→ news.yahoo.co.jp
有名な司会者であるエカテリーナ・アンドレーエワさんが話していると、
彼女の後ろに「戦争反対(No War)」と書かれたプレートを持った女性が現れて、
何かを声に出して訴えた。
― ここ、英語。共通語になっているのだ。
プロパガンダを信じないでください。
あなたはここで騙されているのです。
ロシア人は戦争に反対です。
― ここは、露語なのだろう。
― ウクライナと露の国旗が描かれたプレートには、このように書かれていた。
抗議者が「戦争反対」を唱えている間、司会者は平然と数秒間話し続けた。
日本のTVは、抗議者の侵入に驚かずニュースが続いた状況に、
このアナウンサーも、カメラなどのスタッフも、
みな同じ考えでやったのだろう、と言っていた。
その後、チャンネルは病院の報告を急ぎ伝え、生放送を終了させたという。
― フランス公共放送のサイトでAFP通信が伝えた。
抗議者の権利を守るNGOである「OVD-Info」は、この女性を
同局の職員であるマリナ・オヴシアニコヴァさんと紹介した。
彼女は逮捕され警察署に連行されたと告げた。
中や北鮮よりも、国民は成熟しているはずだ。
間違った歩みをする指導者を許さないだろうと願っている。