露国民も黙ってはいない

 

 今日夕方までには、

   昨14日の夜、露の国営TVで起こった事件を、

日本の国営放送、いや公共放送でも報ぜずにはいられなくなっていた。

 

  露のテレビ局、ペルヴィー・カナル(Pervy Kanal)の、

  夕方のメインニュース番組「Vremia(時間)」。

          

         f:id:komut:20220315223419p:plain        

         grandfleet.info/russia-related/you-are-deceived
          → news.yahoo.co.jp

 

  有名な司会者であるエカテリーナ・アンドレーエワさんが話していると、


 彼女の後ろに「戦争反対(No War)」と書かれたプレートを持った女性が現れて、
 何かを声に出して訴えた。

                 ― ここ、英語。共通語になっているのだ。

 

   プロパガンダを信じないでください。
   あなたはここで騙されているのです。
   ロシア人は戦争に反対です。

                 ― ここは、露語なのだろう。

 

  ― ウクライナと露の国旗が描かれたプレートには、このように書かれていた。


 

   抗議者が「戦争反対」を唱えている間、司会者は平然と数秒間話し続けた。

 

   日本のTVは、抗議者の侵入に驚かずニュースが続いた状況に、

 

      このアナウンサーも、カメラなどのスタッフも、

      みな同じ考えでやったのだろう、と言っていた。

     

 

 その後、チャンネルは病院の報告を急ぎ伝え、生放送を終了させたという。

  ― フランス公共放送のサイトでAFP通信が伝えた。

 

    抗議者の権利を守るNGOである「OVD-Info」は、この女性を

   同局の職員であるマリナ・オヴシアニコヴァさんと紹介した。

    彼女は逮捕され警察署に連行されたと告げた。

 

 

 中や北鮮よりも、国民は成熟しているはずだ。

 間違った歩みをする指導者を許さないだろうと願っている。