舞う花びらに

 

 ここらでも、花ふぶきのころになった。

 そっと散って、広がってきた緑に点々をつくっている。

 

 私の全身にも降りかかっては、巡り来た季節を喜ばせる。

 何が上手くいったというわけではないが、祝福されていると勘違いするほどだ。

          

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 成功どころか、今となっても失敗ばかりの暮らしだ。

 

 「成功した」と見られても、必ずしも成功ではない、最高な方法・意思決定

だったかという視点で振り返るメタ認知という評価があるという。

 

 もっとも、これは経済的な視点、より客観的な観点をもって新しい別の解を求められ

る時に持つべき立場のようだ。

                

 私には、それは大きすぎる。         f:id:komut:20220412103652p:plain

 

 たかがいい景色に出遭ったくらいことで、よかっなあと思い返しながら、酒を呑み過

ぎてしまった程度のことだから。