COP27 が開幕した。
こういう言い方をすると、どこかお祭り騒ぎで五輪のような気がしないでもない。
地球温暖化対策を話し合う国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議
エジプト東部のシャルムエルシェイク
シュクリ議長(独・首相)は、気候変動が人々の生活に脅威を与えているのは
間違いない。相次ぐ異常気象やその被害は、必要な対策を早く実施するよう
警鐘を鳴らしている、と排出削減強化や、被害軽減策の重要性を訴えた。
各地で異常気象が相次ぐ中、途上国への支援拡充や、新興国も巻き込んで温室効果ガ
ス削減を加速できるかが焦点たと ・・・。18日まで
前回英グラスゴーで昨年開かれたCOP26では、
温暖化による被害を抑えるため、産業革命前からの気温上昇を「1.5℃」に
抑えることを事実上、世界共通目標にすることで合意した。
しかし、各国が現在掲げる温室効果ガス削減目標の通りに削減しても、実現
にはほど遠い状況にある。
パキスタンの大洪水や東アフリカの大干ばつなど、気候変動との関連が指摘される気
象災害が相次ぐ中、既に起こった「損失と被害」に対する支援のあり方も主要議題だ。
途上国は資金支援を求め、慎重姿勢の先進国との間で交渉難航が予想される。
首脳級会合も開かれる。独ショルツ首相、パのシャリフ首相らが出席の予定。
米バイデン大統領は11日参加。西村環境相も出席する方向だ。
日本は、パリ協定の気温目標を達成し、
2030年までに温室効果ガス 46% 削減を目指し、
2050年カーボンニュートラルを実現するために、
さらに 50% 削減に挑戦していくとしている。
何でもころころ変わる世の中、悪い数値が好転することはないか。
そんな楽観主義はないのか。