12日に投開票が行われた県議選で、放射性物質を含む指定廃棄物の最終処分場候補地に選ばれ、反対運動が続く栃木県塩谷町では、処分場計画の撤回と脱原発を掲げた民主新人の船山幸雄さん(61)が自民現職らを破り、初当選した。
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民主の得票率が7割を超えた。船山氏は塩谷町で支持を拡大し、花塚氏の3・7倍に当たる4582票を得た。
そして、町内に選挙事務所を置き「候補地周辺の水源を守りたい」としてきた結果から、支持者を前に「処分場建設に反対だという皆さんの思いを必ず、県政につないでいく」と誓ったという。