キツネノカミソリに出合う


 行く夏を感じるニュースを見ていた。
 葉月も半ばを過ぎると、花火なども少なくなる。

 その花火のような光景に出合う。
 キツネノカミソリが群生している。

  イメージ 1

 こんなに挙っているのは、珍しいのではないだろうか。

 学名Lycoris sanguineaはギリシャ神話の海の女神 「Lycoris」の名で、血紅色の花から。

                  イメージ 2

 この時期には珍しい花。オレンジ色。

 葉の形が剃刀に似ていることから、山の中で「狐」が使う「剃刀」との連想でこの名前になったという。

 ちなみに「狐」と名のつく草花は、本来のものに比べて見劣りがする、という意味をもつが、これはきれいだと思う。