小さな山を１０日後、1日に設定してしまったので、もう逃げられない状況が出来上がっていた。
何があっても、走らなければならなかった。
だから、走った。走った。
旧黒羽町御亭山(こてやさん)。山頂は、512.9ｍ。
北側からは、山頂下まで約２㎞。高低差約１４８ｍ。
南側からは、約６㎞。３２４ｍの上り下り。
前後に約2㎞を加えて、２０㎞にした。
とにかく走らなければ、出来上がった。
応援してくれるものがあった。
さざんか 途中にあったもの。もう散りそうなのをもらってきた。
やっぱり色かなぁ。がんばれ、と言われているようだ。
北・唐松峠側からは勾配はきついが、距離が短いので我慢。
公園駐車場から北滝入口までは下りなので、気楽だ。
この折返しが辛い。
６㎞＋1㎞＋α に、約1時間を費やした。
この間の心の葛藤が、自らを強くしてくれている。
以前は音楽を聴きながら走っていたが、自然の真っ只中を走る時は、遠い山並みや額縁に入ったような景色、や木々の息づかいや鳥の声を楽しみながら走ることにしている。
今日は、赤に応援された。ウルシやヌルデの赤、ガマズミの赤だ。
初老の男が、無駄な抵抗をやっている。だから、人があまり通らない所を選んでいる。この題も、英語にしてみた。
