バラのきれいな季節になっている。
四季咲きが基本で、春・秋に、その豪華さを増すという。
栃.真岡市井頭公園 やはり暮らしの関係で盛りが過ぎつつあるにも関わらず、近くで愛でる機会を逃しながらいた。
いざ訪れれば、進むその麗しさに、時を感じる。
降ってくる甘い香りに、我を忘れる。
Ｍ．の唇、私が勝手にそう呼んだバラ。
純粋なピンクで、その咲き方はまわりの空気を支配している。
それこそ、それぞれに立派な名前と謂われがあるが、忘れた。
薄桃の優しさには、我を忘れる心持ちになるに時間はいらない。
そばかす顔も、可愛い。夢の香りに浸る。
白。真っ白は時過ぎ、やや肌色に近い花にほっとする。
挙って咲くバラに圧倒される。甘い香りに包まれてうっとり。
なぜか、心に記憶に残るのは薄紅色。
それぞれの名は、カタカナで示されてあった。どうも苦手だ。
