梅雨が中休みをして、いい天気だった。
それでも、風があったので30℃にはならなかった。
ゆっくりと夏の陽が沈むのを見た。
家の中に差し込む光は、北側の窓からだった。
昼の長さが最も長い「夏至」から6日経っているが、実際には日没時刻が最も遅い午後7時03分になっているらしい。
晴れているので、沈むまで日が差しているからだ。
ところで、その日没時刻を計って確かめる時計だが、我が家のおんぼろ、年に一、二度の反抗をやっている。
電池はあるが遅れる。気が付いたときには、四半日前を指している。
古いし、何かの記念品だったから、もう不燃物行きかとも思う。
ここで、この掛け時計に刺激を与える。そうすると1日ぐらいで、また壁に掛かって、元のように時を刻む。
この刺激。
上下を逆にして、畳に座らせるのだ(壁に寄り掛け)。
何も、いいことは起こっていない。