私の時々行く図書館でも、絵本がたくさん揃えられている。
表紙も、中味もきれいな彩色で目を引き、手に取ったり、思わす読み
入ったりしてしまう。
「ぞうくんのあめふりさんぽ」(なかのひろたか作・絵) というのがあった。どこかで、聞いたような話だ。
今日はあめふり。それでもぞうくんはごきげんで散歩に
出かけます。出会ったかばくんは池の中を散歩しようとい
うのですが、ぞうくんは泳げません。
そこでぞうくんはかばくんの背中にのって散歩します。
池はだんだん深くなり、こんどはわにくんが2ひきをのせ
てくれました。もっと深くなると、かめくんがみんなをの
せてくれます。
想像は難くなく、ぞう・かば・わに・かめは水中で転んでしまう。
あわてたぞうくんが、実は泳げるということに気付く。
周りの人々の思いを汲み取れずに沈んでしまった「人」がいた ・・・。