ひろしお父さん



 テレビが、クレヨンしんちゃんをやっている。
 何話か、まとめてやっている。
 しんのすけ独特の台詞とイントネーション、ドタバタには食傷気味になるが、こちらの受取を半分ぐらいにして、そのままにしている。

 
イメージ 1   連載1990年8月~2010年3月 TV1992年4月~
  もともと青年向けの「漫画アクション」で、直接的な
  性的表現もあり、世界情勢を皮肉ったエピソードなど
  も描かれた。その後、露骨な表現は薄まったが、当時
  の日本の世相や有名人を扱ったネタで一貫していた。

 

 そして2000年に入った頃から、徐々にホームコメディへと路線変更がなされたというが、このカットが物語るところだろう。

 普通だけど家族を愛する頼れる存在の「野原ひろし」。
 恐妻家である妻のみさえの尻に敷かれるが、それによって家族の輪を
保っている優しいパパだ。 時には頼れるカッコイイ父親に変身する。
  ある「アニメキャラお父さんランキング」で、3位だ。


 一方、そのランキング(1位フグ田マスオ(サザエさん)親しみやすさと癒やしキャラ
   2位荒岩一味(クッキングパパ)料理の腕前と家事の能力
同3位草壁タツオ(となりのトト
       ロ)子どもに理解がある 5位バカボンのパパ(天才バカボン)どんなことでも許してくれる
に入らない「ひろし」がいる。
 こちらも好きだ。


イメージ 2  ちびまる子ちゃん 86.4~96.6 TV90.1~
  作者さくらももこの実父がモデルで、名前も
 ヒロシで同じ。いわゆる「昭和一桁生まれの40
 歳。好きな食べ物はカツオの刺身、煮魚、ラー
 メン。好きな歌手は美空ひばり。一人称「俺」



 まる子同様暢気でマイペース、そしておっちょこちょいの面倒臭がり
屋。自他共に認める上がり症の口下手で照れ屋。まる子も「そういうところが私のお父さんらしい」と言っている。酒とナイター中継が好き。

 また、いい加減でデリカシーがなく、まる子や友蔵に余計な一言や小
馬鹿にするような軽口を叩くことがある。
 釣り仲間・飲み仲間の親友の山ちゃんがいる ・・・というお父さん。