那須は優しいはず


 塩原から那須岳(茶臼岳)を左に仰ぎ見て東へ、その中腹を走る塩那道
路は、私のはるか昔(30年以上前ちょっと南の方に住んでいた。)を思い出させるように信号待ちを2度、3度と強いてくる。

 午後3時過ぎだが、混んでいる。黒磯市街から那須岳に向かう那須街道と交わる「広谷地ひろやじ」という交差点だ。

 今日はいくら待ってもいいが、次はもっと裏道を通ろうとかつての記
憶をたどったが思い出せずに「道の駅 那須高原友愛の森」にすがった。


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 売店の方が、私の言う「那須町弓落」からの道路の記憶を復活させて
くれた。レジをそっちのけで、丁寧に教えてくれて感激だった。

 私が「黒田原」に住んだことがあると言ったら、あれこれ聞いてくれたり、40年近く前を思い出させてくれたりした。
 当時お世話になった人の息子が、ここに商売を広げていると聞き、時
の流れを感じた。「和牛メンチカツ」を出しているようだ。
 今度、寄らなければならないなぁ ・・・。


      イメージ 2 外ですぐ食べられる


 それで、観光交流センターに行った。


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 ここでも、親切な説明をもらった。恐縮この上ない。
 こんなに優しいとは、以前はこんなではなかったと思い出す私を打ち
消すようだった。
 
 先月末、8人を飲み込んだ雪崩とは天と地だった。