連休を待って、この山あいの村でも田植えが始まった。
春の嵐も去って、気温も上がり絶好の日和になった。
普段はじいさんばあさんで暮らしているが、この時ばかりは子どもたちも家族総出でやって来て、みんなで田植えをする風景が見られる。
泥だらけになってしまう子どもたちは、実にほほえましい。
狭い田んぼや棚田は、手で植えることになる。
近くの田んぼでは、機械で植えている。
こういう光景の方が多く、簡単に見えるが、そうではない。
じいさんばあさんの、田おこしや苗作りなどの準備は、どんなにか大変だったろう。
私にも、イネが植えられる田んぼがある。
労力もあり、時間も出来た。
こんな光景を見ると、やらないことに少し後ろめたさを感じる。