花まつり


 子どもたちが、花びらをかけ合う映像を見た。
  (6時台のTVは、関東のニュースだろうと探した。)
 それとはちょっと違うが、こんなのがあった。


      イメージ 1 秩父市HP


 旧暦四月八日の「花まつり」の行事だという。

    四月八日のお釈迦様の誕生日に行われる仏教行事を花まつり
   いう。全国の寺院で花まつりが催されるらしい。
            本来は、灌仏会かんぶつえという名称で、宗派を問わず使われる
   花まつりとして、花を供えたり甘茶をかけたりする行事が行われ
   ているようだ。


 ここ秩父市上吉田の塚越地区で行われている「塚越の花まつり」は、子どもたちを中心に行われる。お釈迦様の誕生を祝う行事として全国的
花まつりとは一風変わった行事となっている。(秩父市HP)
 お釈迦さまの誕生日は旧暦の4月8日。現在は祝日である5月4日に実施されていたのが、それだ。


 7時の花火を合図に山腹の米山薬師までの参道を、子どもたちは花をまきながら列をなって進み、花御堂を静かにかつぎあげお堂に納める。
 境内で輪になり、籠の花をめいっぱい空中へとまく。変幻想的で、春
の浄土を思わせる美しさだと表現される。


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   参拝者は、お堂に安置された花御堂の誕生仏に子どもたちの
  用意した甘茶をかけて参拝することができる。

   祭りが終わると、子どもたちは花の敷き詰められた参道を通っ
  て、ふもとへと下りていく。

 塚越の花まつりは、子どもたちを担い手として伝統的に、瑞々しい新
緑や色彩にあふれる花々に美しく彩られた山里で行われている。
 
 私の見続けてきて「散華さんげ」だ。