大嘗祭頷けない

 

 夕方のマスメディアは、一斉に「大嘗宮だいじょうきゅうの儀」を報じ始めた。

   

        f:id:komut:20191114232131p:plain 毎日

 

 それは、それでいい。いや、仕方がない。

 情報をたぐってみる。

 

   天皇陛下の即位に伴って行われる皇室行事「大嘗祭」の中心的儀式。

   陛下は非公開の建物内で古式にのっとり、皇室が祖とする天照大神 ? 

   などに新米をはじめとした「神饌」を供え、国と国民の安寧や五穀豊穣

   を祈られるもので、翌日日未明まで続く。

 

 

 さらに?を感じるのは、経費だ。

 宗教色が強いから、憲法に基づく国事行為ではないが、政府は平成時と同じように「公的性格がある」として宮内庁予算の「宮廷費」から約24億4000万円を支出するということ。

 

  秋篠様が昨年11月の誕生日を前にして、言っていた。

 

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   宗教色が強いもので、国費で賄うことが適当かどうか。

   身の丈に合った儀式にすれば、皇室の行事として本来の姿では

  ないか、と。

 

 

 この経費、私たちの生活では考えられないような数字だ。

 東日本大震災から復旧を果たせない土地、人に、そして台風15号被害、19号による浸水、いやより以前の熊本地震西日本豪雨などで普段の生活を失っているいる人たちに、その幾ばくかを援助することは出来ないのだろうか。