夕方のマスメディアは、一斉に「大嘗宮だいじょうきゅうの儀」を報じ始めた。
毎日
それは、それでいい。いや、仕方がない。
情報をたぐってみる。
天皇陛下の即位に伴って行われる皇室行事「大嘗祭」の中心的儀式。
陛下は非公開の建物内で古式にのっとり、皇室が祖とする天照大神 ?
などに新米をはじめとした「神饌」を供え、国と国民の安寧や五穀豊穣
を祈られるもので、翌日日未明まで続く。
さらに?を感じるのは、経費だ。
宗教色が強いから、憲法に基づく国事行為ではないが、政府は平成時と同じように「公的性格がある」として宮内庁予算の「宮廷費」から約24億4000万円を支出するということ。
秋篠様が昨年11月の誕生日を前にして、言っていた。
宗教色が強いもので、国費で賄うことが適当かどうか。
身の丈に合った儀式にすれば、皇室の行事として本来の姿では
ないか、と。
この経費、私たちの生活では考えられないような数字だ。
東日本大震災から復旧を果たせない土地、人に、そして台風15号被害、19号による浸水、いやより以前の熊本地震、西日本豪雨などで普段の生活を失っているいる人たちに、その幾ばくかを援助することは出来ないのだろうか。