緊急地震速報誤報


 「首都圏に震度7緊急地震速報が発表された。1日17:09 気象庁
 
   東京湾震源とするM9以上の地震が発生した。
   東京23区や神奈川、千葉、埼玉の各県で震度7以上、茨城、
  群馬の両県で震度6強以上の揺れを予測したと。

 しかし、揺れは観測されず、取り消した。

  既定のものだろうが、緊急地震速報第1報提供から主要動到達までの
 時間及び推計震度分布図

  震源はあるが、振動が表示されていないから、誤報と分かる。

      イメージ 1

  同時に発表された揺れの予想は、具体的な地名で従来通り。

   震度7程度以上
千葉県南部、東京都23区、神奈川県東部、千葉県北西部、埼玉県南部

   震度6強程度以上
東京都多摩東部、千葉県北東部、神奈川県西部、茨城県北部南部、埼玉県北部、群馬県南部

   震度6弱程度以上
東京都多摩西部、伊豆大島山梨県東部、静岡県伊豆、埼玉県秩父、栃木県北部南部、静岡県東部、新島、静岡県中部、山梨県中・西部


 これらは、短い時間の間に3回順次行われた。
 そして、15.5秒後、キャンセル報が出された。
 なくてよかったが、ありそうだから懸念して備えている証だ。


 気象庁によると、千葉県富津市の地震計で、落雷による電気信号を大きな「ノイズ」を、「揺れ」ととらえた可能性があると説明している。
 私たち一般向けには、理解しがたい説明だ。

 今回の緊急地震速報は、強制的に配信される警報とは異なり、民間事業者を介して鉄道会社や自ら設定した一般利用者にアプリケーションなどを通じて配信されている。事業者向けでは、・・・。言い訳も。