湿気を感じる芝の上を歩いている。
気温も20℃までは届いていないだろう。
遠くの山も低い雨雲に隠れている。
八溝が見えるはず
まだ早い雨の季節を思わせる空気だ。
今日本土復帰45年の沖縄の梅雨入りが、
昨年より3日遅く一昨日の13日だった。
植物のためにはいいのだろうけれど、どうも空気が重たく感じていけない。さっさと足どりを速めたいのだが ・・・。
延びた草の中に赤い点々を見つける。ノアザミだ。
鮮やかな赤紫は、自らを主張しているかのようだ。
活発に動くハナバチ
課したルートを回って戻る。
建物の周りにも確かに時を感じさせるものがあった。
雨模様で生き生きとし、盛りを告げている。
ノアヤメとオオデマリ。
移植されものでも、時季を確かに感じ出している。