甘くなる菓子苦くなる菓子


 チョコレート菓子類のEU製品の値下げが期待できるという。 

 政府がEUとの経済連携協定(EPA)交渉で、チョコレートなど主な菓子類の輸入関税を減らす方向で調整に入り、決着すれば実現する。

  知名度の高いEU製品が安くなりそうだという。イメージ 1
  EUが全面的な関税撤廃を求めるのに対し、日本
 は国内製菓・製糖業界への影響を踏まえ、低関税・
 無税の輸入枠の限定的な市場開放。(Yahoo!News)
 

    チョコレート菓子に日本が課す関税は10%、キャンディー 
   砂糖菓子は25%、加糖ビスケットは15%。仮に関税がなくな
   れば、100円台の商品で10~数十円の値下げが期待できる。


 一方、和菓子の話題。

 イメージ 2 「みかもの月」は、栃木県小山市の「御菓子司
 蛸屋総本店」の主力商品だ。
  「萩の月」のコピーだと思う。
  「みかも」は、万葉集に詠われる「みかも山」に
 とったようだ。同店は、その裾にある。


 1949年創業の老舗が、債権者から会社更生法の適用を申請された。
 大手スーパーでも取り扱われる約40種のオリジナル商品があり、蛸屋
総本店の屋号で関東に102店を展開していながら経営不振に陥った。

   バブル期の不動産の積極的な購入、足利銀行の破綻(ここでもか)
  などによって資金繰りが悪化していったという。(soon)
   店舗経営の蛸屋総本店の負債が約13億円、製造部門「霽月庵早
  坂」が約22億円と、気が遠くなるような数字だ。

 「栗石返し」というのもあるが、どうなるのか。